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アイメトリクス誕生ストーリー /究極のメガネ作り

【究極のメガネ】アイメトリクスの誕生のきっかけについてのエピソードです。

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お客様一人ひとりの顔の形状を計測し、

その人に合ったフレームとレンズが組み合わされれば「理想のユーザー仕様メガネ」を作れる。

そう結論付けた、アイメトリクスが取り組んだのが

製品づくりの根幹となる顔の3D計測機「アイメーターEM100、EM200」の開発でした。

今から30年以上も前のことです。

「アイメーターEM100、EM200」とは、メガネ作成に必要な顧客データを計測する機械です。

お客様によって異なる頬の高さ、両目の間隔、目と耳の位置など、

3次元座標によるポイントチェックにより87箇所もの計測値を算出。

その詳細なデータをもとにお客様の顔を立体形状で表示します。

しかも、その場でアイメトリクスを装着した際の合成画像を確認できるので、

レンズのタイプ、シェイプ(玉型)、コンポーネントカラー(フレーム部)をモニターでシミュレーションすることができます。

まさに、サイエンスの粋を結集した世界初の三次元計測システムとして業界に大きなインパクトをもたらしたのです。

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その後もアイメトリクスでは2001年から、より高性能な計測器の開発に着手しています。

挑むべき課題は、極微細なレーザー光でも正しく測定できる光学系装置を設計すること。

そして、信号処理系の高速化による測定時間の短縮でした。

高性能化にはレーザー計測が有効であるものの、

人の顔にレーザーを照射するとなると安全性に問題が生じてしまいます。

また、お客様を拘束する時間を少しでも短縮したいという思いもありました。

試行錯誤を続けるなか、10年余の期間を経て辿りついたのが、「EM1000」です。

レーザー光切断式の顔計測により、測定時間を従来のアイメータと比べ10分の1に短縮。

87箇所であった計測点をほぼ無限大にしたり、0.1ミリ単位での出力を可能にするなど、計測精度を大幅に向上させています。

ほかにも、「EM1000」には様々な特徴があります。

例えば、レーザー光の追尾データから得られた顔の3次元形状の上にお客様の顔画像を貼り付けることで

パソコンのディスプレイ上でバーチャルな画像シミュレーションができることです。

正面だけでなく、側面、上下などあらゆるアングルからの検討が可能です。

メガネフレーム、レンズの3次元CADデータを重ね合わせることも自在なので、

メガネを掛けた時のイメージを持ってもらいやすくなっています。

アイメトリクスのメガネは、進化し、より掛けやすいメガネを作っています。

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